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内覧会について

内覧会でチェック出来る部分は、仕上がりの状態と設備や装備がパンフレット通り設置されているか?
という事です。

つまり、クロスや壁に隠れている構造に関わる部分については、チェック出来ないという事です。

では、キズや汚れ等をチェックして形式的でいいのかというとそうではありません。
マイホームは人生最大の買い物をしている訳ですから、気持ちよくマイホーム生活をはじめたいじゃないですか?

粗探しではなく、パンフレットにあるものが、その通りに設置・装備され、仕上がりに問題がないかを
チェックするそう言う場だと考え、冷静に臨んで下さい。
従って、
内覧会に準備するもの
  • 傾斜チェックの水準器・・・傾きを見ます
  •  メジャー・・・器具がサイズ通りか、
  • 付箋・・・補修個所に貼る。売主側で準備される事が多いようです。
  • メモ・・・文字通り記録、チェックシート、記入用紙は売り主側で準備してある。
  • スリッパ
等と書かれていたりしますが、さあどうなんでしょう?
人それぞれの考え方なので間違いではないのでしょうが・・
敢えて言うと、動きやすく少々汚れてもいいような服装でという事です。

再度確認の意味を込めて、
内覧会とは
内覧会とは、施主検査とも呼ばれ、買主が図面通りに建てられているか?
仕上がりに問題がないかをチェックする場の事です。
その後に残金の決済、鍵の引き渡しが行われます。
従って、内覧会で手直しをお願いすると、その指示通り手直しがなされたかどうかの再内覧会が設けられます。

内覧会の時間、日程
内覧会の目的は、上記のような意味があるので、あまりに短い時間の設定や、
内覧会の開催から残金の決済、鍵の引き渡しまでの期間が短い場合には、
内覧会の意義を過少に評価し、売主の都合で進めたいような販売側の思惑を感じます。

では内覧会ではどこまでチェック出来るかというと、目視の範囲でということになります。
つまり、耐震偽装のようなチェックは出来ないということで、それは別のレベルで行うことになります。

その際に論議の対象になるのが「許容の範囲」という言葉です。
どこかに欠陥らしきものを発見して、補修を指摘すると販売業者から「許容の範囲」という言葉が返ってくると
門外漢は「そうかー」と思ってしまうものです。そこで・・

建築士を伴っての内覧会の立会は必要か?
必要か否かは一概には言えません。
 最初に書いたように内覧会のスケジュールから、内覧会をないがしろにしていると思える場合には プロの立会を求めた方が、販売業者も侮れないと態度を改めることもあるでしょうが、
 だからといって、マンションそのものの品質と販売業者の態度がイコールではないということも言えます。

 私の知人はこんなトラブルを抱えています。
 内覧会でフローリングの「床の浮き具合が大きいのではないか?」と指摘したところ 時間の経過と伴に落ち着くと販売業者に言われたようです。
 しかし、7年経っても床はミシミシと軋み音を立てます。
 仲介業者間では「あのマンションの床は軋む」と評判になっているようです。


内覧会の手順(一般的な)
受付→内覧会の手順・室内設備等の説明→室内チェック→指摘事項記入→確認→共用部分説明→終了
  • 受付・・・受付で部屋番号、名前等を告げる。遅れて合流する人がいる場合はその旨も告げる。
  • 内覧会の手順等の説明・・・売り主側で準備したもの(記入用紙・補修個所に貼る付箋等を受け取る)
  • 室内チェック
    • 床・・・軋み、傾き、キズ、汚れなど、水準器を使って水平を確認
    • 壁・・・垂直、壁紙の張り合わせ、キズ、汚れ
    • ドア・・・スムーズな開閉が出来るか、撓みがないかなど
    • 天井・・・キズ、汚れ
    • 和室・・・畳のキズ、襖の反り、
    • クローゼット・押入れ・・・扉の開閉はスムーズか
    • 窓・網戸・・・開閉はスムーズか、施錠の具合
    • 玄関・・・ドアは何度か開閉し、施錠も試す
    • 水回り・・・金具等の取り付け、不良がないか、
    • キッチン・・・水洗の具合、グリルの取り出し、ファンの取り付け、ガウコンロのキズなど
    • ファン・・・キッチン、トイレ、浴室等の音、振動、作動不良
    • コンセント・・・位置、数などをパンフレットと比べる
    • 空調設備・・・スリーブの位置・室内機の取付位置・室外機の取付位置
    • バルコニー・・・手すりや物干し金物の塗装、避難ハッチの確認など
    床に関しては幅を狭く、等間隔で踏みしめ音を聞きわける。
    和室などの建具は僅かな撓みが時間の経過とともに歪が大きくなったり、冬と夏では膨張度が異なるので開閉時のスレ具合や、軋み音に注意する。
    収納内部のハンガーパイプや棚板などのように固定されているものは確実に固定されているか、可動式収納棚などは棚板が大き過ぎてきつかったり、小さすぎてガタツキが多すぎたりしないか、チェックして下さい。
    キッチンやトイレ、洗面などの水回りでは 下台の水漏れや、排水時の音などもチェックして下さい。
    内覧会では動くものは動かして、実際の動き具合を。 留め具などで固定されているものは固定具合を。
    水回りでは実際に水を流して排水と音などをチェックするようにして下さい。
    分電盤の位置は、停電した場合などのブレーカー復旧に必要なので必ず覚えておきましょう。分電盤はカバーがスムースに開閉するか、漏電ブレーカーのテストボタンを押してブレーカーが落ちるかをチェックして下さい。
    意外な突起や窪み、歪み等が寝ころんで突っ伏した状態で発見出来ます。フローリングの床や和室だけでなく廊下でも寝ころんでみて下さい。戸当たりの不良個所や廊下から居室の段差に仕上げミスを見つけることもあるようです。 特に小さなお子様がおられるご家庭では小さな突起でつまずいたり、思わぬところで指を挟んだりもありますから。
    室内チェックが終わって、補修個所を記入した用紙を提出する場合には必ずコピーを貰いましょう。補修を行う時には専門家が機具や工具を持って、室内に入ることになります。 その時に誤って床や壁に工具を落としたり、ぶつけることもありますから、再内覧会では再チェックも必要です。